おいしい 佃煮 作り方
おいしい佃煮の作り方のコツ
今回は、有馬煮についてご紹介させていただきます。
ちりめんじゃこにお酒と醤油、味醂と山椒の実の佃煮を加えて炒り煮した佃煮です。
京都などのお土産としてもよく知られているお惣菜ですが、自分でも簡単に作ることができます。
作り方は、じゃこをザルに入れてボウルを重ね、上から熱湯をかけます。熱湯の中でザルを振りながら汚れを落とします。こうすることで汚れだけでなく灰汁や臭みが取れおいしい佃煮を作ることができます。鍋にじゃこと酒、水大さじ4を入れて弱火にかけます。箸で軽く混ぜながら水分がなくなるまで煎ります。水分を十分に吸わせてから柔らかくしておくと、味と色が入りやすくなります。水分がなくなったところで醤油を加えてよく混ぜますが、醤油の色が均等につくくらいで大丈夫です。さらに味醂を加えて混ぜます。味醂を先に入れてしまうと、じゃこがベタついてしまうので必ず醤油の後に入れるのがポイントです。味醂の味が全体に入ったら、山椒の佃煮を加えます。汁気がなくなるまで弱火で鍋を動かしながら煮付けていきます。じゃこが鍋肌につかないように、時々箸で軽く混ぜるようにしていきますが醤油が均等に入ってからは、あまり混ぜすぎないことです。出来上がりよりも、色が少し薄めの状態でザルに上げるようにし均等に広げます。色の具合を見てちょうどよければ、煮汁が残っていてもザルに上げるようにし、ザルのまま2時間ほど日陰において風干しにします。これさえ気をつければふんわりとおいしく作ることができます。